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映画「鬼滅の刃」無限列車編感想※ネタバレあり


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「鬼滅の刃」無限列車編を観に行きました

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引用:https://twitter.com/kimetsu_off/status/1317477970181644291

「鬼滅の刃」無限列車編観てきました!

※ここから先はネタバレを含みます。ご了承ください。

 

 

 

 

 

前置き

スクリーン3つあってそれが全部鬼滅の刃でして、ちょっと田舎なこともあり席もなんとか取れました。17時くらいの映画を観たのですが、まあ、周りが子どもだらけで親子連れがとにかく多い印象でした。

 

私はアニメ全話視聴していて、漫画の方は一番始めジャンプに載っているのを見ていて、多分1巻の終わりあたりを読んで読むのを一旦やめて、その後またジャンプで無限城のしのぶさんが登場しているあたりから読み始めたので、今回の映画、無限列車編は完全な初見で観に行きました。

※Twitterで日頃いろいろみているので、TLのツイート等で煉獄さんがお亡くなりになることは知っていました。

 

なぜ今更観に行くことになったかというと、アニメ関係の趣味から離れていた妹が友達と映画を観に行ったことで

  • 「ものすごくいいから絶対見てくれ!!」
  • 「というか私がもう一回行きたいから一緒に来て!!」

とすごい剣幕で絶賛してきたからというのと、

  • 「煉獄さんはきっとかっこいいんだろうな」
  • 「ufotableの煉獄さんの戦闘シーン見てみたいな」

という理由が主です。

上で話したように煉獄さんはお亡くなりになるわけなので、今後の戦闘シーンで動くのって多分この先アニメがあったとして回想とかでちょっとあるくらいなんですよね。

ということで観に行ってみようかなと思った感じです。

ここから感想

煉獄さんがひたすらかっこいい

「煉獄さんかっこいい。」

終わった後にはその言葉しか残らないくらいに本当にかっこよかったです。

 

魘夢との戦闘での炭治郎や伊之助の戦闘シーンもものすごくかっこよかったんですが、

それがかすんでしまうくらいに煉獄さんと猗窩座の戦闘シーンがすごかったです。

流石ufotableです。

 

とくに煉獄さんの炎の呼吸がものすごく映像映えしていて、炎が飛び散るような描写だったり、炎の効果音だったりもちゃんとしていて、いいアニメーションってこういうことを言うんだろうなと再認識させられました。

 

ド派手な戦闘シーンもものすごくかっこよくて魅力的だったのですが、個人的には鳩尾に腕が貫通しているのに猗窩座の首を折れた刀で斬りつつ、動けないように固定して、陽が昇るのを待つ選択をするっていうのがものすごく展開的に熱くてかっこよかったです。

 

こういうただ単に刀での戦闘面の力の強さだけではなくて、状況に応じて「これが最善」という行動をすぐに選べてかつそれを実行できるところを描かれていて本当にかっこよかった。

 

膝をついてからも炭治郎との会話で柱ならば後輩の盾となるのは当然のこと柱なら誰であっても同じことをするといった発言も彼の人間性の強さや美しさのようなものを感じました。

 

上弦の参である滅茶苦茶強い猗窩座との戦闘中に怪我をしてる炭治郎の怪我の心配をしたりするのも「柱」を感じてもう観ている時にしんどかったです。恐ろしい20歳…。

 

「こっちへおいで最後に少し話をしよう」の声がね、優しすぎるくらいで本当に想像していた通りの声で、(⇑この台詞だけ知ってた)

私はもう話し始める前に泣いてました。

 

柱合会議では「鬼もろとも斬首する!」って言ってたのに、無限列車での禰豆子の働きを見て

  • 「俺は君の妹を信じる鬼殺隊の一員として認める」
  • 「命をかけて鬼と戦い人を守る者は誰がなんと言おうと鬼殺隊の一員だ」

という言葉を炭治郎にかけられる人間性も持っていていい意味で恐ろしい子でした。

 

 

 

猗窩座に石田彰さんを持ってきた

猗窩座に石田彰さんを持ってきたのもすごくいい選択だなと思いました。

石田さんの「ぉおおお!!」とかそういった叫びだったり、声を張り上げた時の声がちゃんと男らしくて無茶苦茶かっこいいんですよね。

煉獄さんとの鍔迫り合いのシーンや腕がすぐ再生するシーンも猗窩座(上弦の鬼)がこれだけ強いんだと分かる描写としてもとてもよかったです。

 

猗窩座の技の名前全部忘れちゃったんですが、なんだかかっこよかったことは覚えてます。

上弦の鬼って結構武器を持ってることが多くなってくる中、猗窩座は武器を持たずに拳というのもまたかっこいいですよね。

逃走する時は滅茶苦茶負け犬っぽい台詞を吐いていてそこはかわいいなと思いました。

魘夢との戦闘

煉獄さんと猗窩座の戦闘シーンがすごすぎてやはり観終わった後は魘夢との戦闘はちょっと間延びしているように感じてしまって退屈に感じたところがちょっとありました。

それでも滅茶苦茶動いてるし、絵は綺麗でよかったです。

鬼滅の刃に登場する鬼って、死ぬときに回想が入ることが多いと思うんですが、今回の映画で魘夢の回想はなかったですね。漫画ではあるんでしょうか?気になりました。

 

戦闘がちょっと退屈とはいいましたが、好きなシーンはあって、魘夢との戦闘で炭治郎が夢を見せられて何回も自決して戻ってくるというシーンがありましたよね、そこで現実でも自決しそうになって伊之助が助けてくれるシーン。

あれとっても好きです。

 

伊之助はTVアニメの時からふわふわした気持ちのようなものを周りに優しくされることで発生させてましたが、そのふわふわの影響で人間らしい相手を思いやったりする気持ちが生まれているのかなとも思いました。

今後の伊之助の気持ちや行動の変化にも注目ですね。

言うはずないだろうそんなことを俺の家族が!!!

「死んだ家族はもしかしたら早く帰らなかった自分を恨んでいるかもしれない。」

そういうことを考えることって残された側の普通の人間ならあると思うんですよね。

 

それでもこの台詞を断言するように言えるっていうのが、炭治郎がいままで家族をものすごく大切に思って、接して、愛してきた結果、家族がちゃんとその愛を返してくれていて、自分は愛されているという実感があって、「家族がそんなことを言うわけがない」と確信しているからこの台詞が出てくるわけで…。そういうのもよかったですね。

 

 

 

ちょっと疑問?

ちょっと疑問に思ったんですが、最初の幸せな夢を見ている時に炭治郎が川に映る自分をみて「起きて戦え!」と言ってたシーンがありました。

あれは自分の深層心理にいるもう一人の自分的な考えでいいのかな?

 

お父さんがもう斬るものはもうあるって教えてくれるシーンもあったんですが、お父さんの幽霊的なあれなのか、炭治郎が自分で作りだした何かなのかがちょっと分かりにくかったです。漫画を読めば分かる感じなのかな?

 

それでも自決を選択してミスってた時のことを考えたりとか、そういう葛藤がないのはちょっと人間味がなさすぎるのではとも思いました。少しリアリティを求め過ぎているのでしょうか…。

気になったのはここら辺くらいでした。

 

 

 

おわりに

ということで、今回は鬼滅の刃の無限列車編の感想でした。

煉獄さん猗窩座の戦闘シーンがすごかった。あと5回ほど観たいです。

エンディングテーマのLisaさんの「炎」が涙腺を刺激してきます。

 

続きがTVアニメになるのか、それともまた映画なのかわかりませんが、

なんにせよ楽しみです。

とりあえずufotableであれば続きは追う予定なので、

会社だけ変わらないでほしいと願うばかりです。

 

 

 

 

映画の感想以外の話をちょっとします。

苦手な方はブラウザバッグしていただいて大丈夫です。

 

 

子どもってやっぱりアニメが好きでも、どうしても長い事じっと見ていると集中力が切れる生き物だと思います。

親御さんとトイレに立ったり、映画中に小さな声でも話したり、ポップコーンの食べる音が大きかったりと、なかなか気になる点が多かったです。こればっかりは親御さんがちゃんとしててもしょうがないことです。

 

最早国民的アニメと言っても過言ではないくらいの人気の鬼滅の刃です。

心底感動したいという方は、夜観に行くことをおすすめします。

 

煉獄さんが膝をついて炭治郎と話をして少し間が空いた時に知らない子供の「死んだ?」と親に聞く声で涙がちょっと引っ込みました。

子どもが悪いわけではないのはわかってるんですけどね;

そんな時間帯に映画の予約を取ってしまった私が悪いのです。

 

そんな思いをしたくない方は夜です。夜の時間帯にしましょう。

とりあえず映画以外で伝えたいことはそんな感じです。