KATEのプリズムオングロウのCMナレーションを担当した小林竜之さん
KATE プリズムオングロウのCMナレーションを担当させていただきました!!✨🎃KATEさん普段から個人的にメイクでめちゃくちゃ愛用してるので嬉しいですし、
— 小林竜之 (@koba_tatu) October 22, 2020
この時期ぴったりのアイテムなのでぜひチェックしてくださいねっ✨♥️☺️
自分もゲットしたので使うのが楽しみです♡CM見てね☺️ https://t.co/KIGSKuqKTb
引用:https://www.amazon.co.jp/dp/B08CRY82DP
KATEのプリズムオングロウのCMナレーションに
「ツイステッドワンダーランド」に登場する
ケイト・ダイヤモンド役の小林竜之さんが起用されたことが話題になっています。
あくまでKATEの新作
KATEの新商品であるプリズムオングロウは
ツイステッドワンダーランドとコラボしたというわけではなく、
あくまでもKATEの新作という形での販売です。
何故話題になっているのか
- ツイステで一躍有名になった声優さんという点
- 「KATE」と同様の名前のキャラクターを演じているという点
- ツイステが現在ハロウィーンイベント中でカードでケイトも登場する点
- 今回のKATEの新作もハロウィン仕様な点
- アイシャドウの色合いがケイトを思わせるものもある点
から「これはカネボウも狙っているのではないか?」という声も多かったり、
単に「概念」というオタク特有の文化に
嫌悪感を抱く方々の的になっているという点もあると思います。
オタクがいう「概念」とは?
オタクの中でも公にオタクをオープンにすることが出来ない人が、
概念として推しと同じ担当の色だったり、
その推しのモチーフっぽい全く関係のないグッズや商品を
そのキャラクターのグッズとして持ったり集めたりすること。
という風に私はとらえており、それが最近は崩れてきていると私は思います。(後述)
「概念」を分かりやすく説明するためツイステで例えるなら、
ツイステの絵柄のグッズをそのまま鞄にはつけられない人がいて、
それの代わりにタコ(アズール)やウツボ(ジェイド、フロイド)の
グッズだったりを鞄につけている。というような感じです。
これらは自分で楽しむ分には周りに何も言われなかったのですが、
最近ではこの行為というよりは、
その「概念」を特定のブランドなどを引き合いに出して
Twitterなどで発信することによって以下のようなことが起きています。
「概念」関係の諍い
最近では上でも話したように、
- 「〇〇というブランドのこのコスメは〇〇の概念」
- 「実質〇〇(キャラ名)のコスメ」
という風にTwitterで流す人たちに嫌悪感を示す方々がいる現状があります。
(コスメ以外にもブランド商品バッグや香水などの時もあります。)
好きなブランドが制作した新作などを
そういう風に「実質〇〇のグッズ」という風に騒がれることによって
- 自分が身に着けたくなくなる
- 身に着けている人がそのオタクなのかと勘繰る
- 制作者やデザイナーに失礼
- 界隈全体のモラルがないように思われる
という意見が見られ、
そういう方々からの嫌悪の的になっているという流れがあります。
「概念」を楽しむようになってきている?
前までの「概念」というのは
「オタクと周囲にバレないためにやっていた行為」
だったように思えるのですが、最近では
- 特にばれても問題ないがそれっぽいのを身に着けたいから「概念」を探す
- 「概念」を紹介するとバズることがあるから探す
- 「概念」を探すことがそもそも楽しい
という風な人もいるような感じもします。
時間と共に「概念」との付き合い方が変わったというよりは、
オタクを隠さなくても恥ずかしくないような空気や環境が
増えつつあることに起因しているのかもしれません。
今回の一件について思ったこと
今回の一件は上でも紹介した通り
- ツイステで一躍有名になった声優さんという点
- 「KATE」と同じ名前のキャラクターを演じているという点
- ツイステが現在ハロウィーンイベント中でカードでケイトも登場する点
- 今回のKATEの新作がハロウィン仕様な点
- アイシャドウの色合いがケイトを思わせるものもある点
という点があり、かなり「匂わせ」の可能性が高いこともあって
これだけ話題になっているのだと私は感じました。
- 「大きな会社でも匂わせみたいなことをすることってあるんだ」
- 「そしてそう思われたとしても売れたらいいんだな」
という風にも思いました。
コロナがなくても景気は悪いですし、化粧品が売れないという記事を
最近目にしたので、そういう側面もあるのかなと思いました。
Twitterでの盛り上がりについては
ついでに概念に対して言いたいことをいう場にもなっている印象でした。
おわりに
今回は今話題のKATEのCMにツイステの
ケイト・ダイヤモンド役の小林竜之さんが
起用されたことで話題になっている件についてでした。
「これカネボウも狙ってやってるだろ」という声も少なくないですが、
私も個人的には正直狙ってやってるだろと思いました。
買うのは自分なので、買いたい人は買えばいいというスタンスですが、
「こうして話題になることによってこのアイシャドウかわいいけどツイステのキャラの概念って言われてるしやめとこ」
と考える人は確かに0ではないとも思うので、なんとも言えないですね。
オタクの在り方が変わってきている?
私は最近オタクの在り方が変わってきているなと感じていて、
Twitterの利用率が数十年前から同じくらいだったら、
もっと前からこういった話題は絶えなかったんじゃないかなとも感じました。
昔のオタクはひっそりとホームページを作ったり、pixivに投稿したりするくらいで、Twitterに何かを投稿することってあまりなかった気がします。(あまりTwitterがそういう場所ではなかった気もする印象)
一時創作でも二次創作でも
なんだか自分が悪いことをしているみたいに本当にこっそりしていた印象があります。
最近ではそのオタク特有のこっそりする文化が若干少なくなってきていて、
「Twitterという誰にでも見られる場所にオタクが大勢移動した」
「Twitterからオタクの世界に入った人達がいる(オタク歴が浅い世代)」
ことによって前からのオタクとのギャップが生じているかなという風にも思いました。
昔からの文化というかルール(検索除けなど)を
遵守しつつオタク活動をしている方々の
若い世代への「こういうことをするなんてありえない」という嫌だと感じるギャップはそういう面があるのかも?と思いました。
最近Twitterではオタクじゃない人からみてかなりイタいと思うようなオタクの言動が
検索除けなしでタイムラインに流れてきたりするのがなかなか多発しており、
「数年後の黒歴史」って感じがして昔を思い出します。
でも黒歴史を黒歴史だと感じられるようになるのが、
大人のオタクになることだとも思っていて、
その過程でそういったイタいツイートを目にするもの
若干仕方がないのかなとも思いました。