※パソストのネタバレもあります。
※10000字程あるのですごく暇な時に読んでください。
全体的な感想
「結局また茶番か…」というのが全体的な感想です。
相変わらずイベスト1章とCMを見た時が一番盛り上がる場所で、それ以降はずっと面白さが下がっていく感じでした。
ツイステのイベントストーリーのいつものパターンですね。出だしは面白かったのにどうして…。
キャラ達がゴーストに乗っ取られて、声優さん達がとりついている演技をするというのは素晴らしかったですし、シルバーとリリアの関係について知れたこともあったりしたのでその点はよかったです。
しかしこんな長々とイベントを開催して出てくる情報はこれだけか…と思う気持ちはずっとあります。この情報量だとイベント期間が2週間でも長いと思います。
イベントの茶番率
- ハッピービーンズデー→行事
- フェアリーガラ→茶番じゃない
- ゴースト・マリッジ→茶番じゃない
- 星に願いを→行事
- スケアリー・モンスターズ→行事
- マスターシェフ→選択授業
- バルガスCAMP→茶番
- ビーンズデー場外乱闘→行事
- アリアーブ・ナーリヤ→ただの観光
- エンドレスハロウィーンナイト→茶番
初期の頃の方がイベントが面白かった気がするのは「茶番」じゃなかったからなんじゃないかな?と最近思うんですよね。
フェアリーガラは妖精のせいで、ゴスマリはゴーストのせいで、春が来なくなる可能性であったりキャラの命が危なかったりとまだ緊迫感があり、話としてのまとまりもあった方だと思います。
「春を呼ぶ祝祭」フェアリーガラが中止になったり失敗するとツイステッドワンダーランドが永遠に冬になってしまうという設定で、魔法による武力での解決はできないという前提条件の整え方も若干粗がありますが今のツイステよりかはしっかりしていて面白かったです。
3ヶ月も休校で留年は困る→寮長達の会議→魔法石をすり替えよう→ファッションショーに潜入という話に続き、全体的に割と繋がってる感があって、キャラのブレもなくてよかったんですよね。
「フェアリーガラ」はイベントストーリーの中で一番面白かったと思います。
「ゴスマリ」に関しては一応はマスコミが面倒・オルトが怖いこと言うのでイデアを救出をするという形で動く話ですが、所々ギャグが散りばめられている感じであまり暗くならないようにされていました。そのせいで全員の命がかかっている場面でも緊迫感があまりないストーリーだなという風にも思えました。いろいろ間違えたらイデア以外の生徒も死んでるコースでしたしね。リアリティにかけていたと思いました。それでもまだ他のイベントストーリーよりかは大分ましな方だとは思いました。(※ゴスマリはこのツイステ世界の死生観について6章で語られた時に評価が変わるかもしれないけど、期待はしないでおきます。)
「星に願いを」は行事で物凄く話の展開が面白い!というイベストではありませんでしたが、キャラ達の願い事が聞けたりでそういう面で掘り下げがあったので、そこまで悪い印象は残っていません。良くも悪くも無難なシナリオだったと思います。
ビーンズデー・場外乱闘もそんな感じでしたね。あくまでも学校の行事関係イベントでそこまで深刻なことは起こらない平和なイベストとしては有りの方だったと思います。インパクトには残りませんが、キャラを前よりもちょっとだけ知れるというシナリオだったと思います。
バルガスCAMPは途中まで面白かったのですが、結局バルガスが誘拐した犯人で茶番だったので茶番枠。こちらも学校行事枠に入るかなと思ったんですが、例の怪物が出てきたり、バルガスにではありますが一応生徒が誘拐されたりもしているので、真面目に面白いシナリオを書こうとして結局分からなくなって茶番に振ってしまった茶番枠に入るとしておきます。
発想はよかったと思いますが、この時期は茶番と行事続きの内容薄いイベストの連続だったので、怪物をメインに据えてもうちょっと緊迫感があってもよかったんでは?とも思いましたね。バルガスじゃなくて最初から怪物が生徒を襲う展開とか。
ちょっとメインストーリーの怪物にも触れつつ、メインストーリーが進めないので謎を残した終わりとかでも面白いんじゃないかなと思いました。イベストで謎が残るとちょっとモヤっとはしますが、メインストーリーに関係することなら後から見返した時に「あの時のあれってこういうことか」という風に後から面白くさせる要素にもなると思うので、そういうのが合ってもいいのになと思いました。
今回のエンドレスハロウィーンナイトについてですが
結局これも茶番ですね、はい。
前のハロウィーンイベントとは違ってあらすじはまだ面白かったんですよね。
1章も掴みとしていい方で、これから面白い展開になるのかと思いきや結局はマレウスが黒幕で「しょうもない」シナリオだなとしか思いませんでした。
これなら黒幕を新しく作って最後に登場させてその黒幕を今回のSSRであるリドル、ルーク、シルバーの機転や策で倒す・改心させる終わりとかの方がまだよかったと思います。
ルークとシルバーはヴィランモチーフじゃないですし「ヴィランっぽいことをしなくてもいい」「ヴィランを倒す側」の2人なんですからそれを活かしたシナリオにしてもよかったんじゃないかな?と思いました。そういう機転というか面白い発想が全然ないですよね。
(ツイステ全体のシナリオに言えることですけど、いかに周りのヴィランモチーフのキャラ達がルーク、シルバー、カリムをディスっていくかばかり考えてません?あと他のキャラを褒めさせる道具みたいな扱い。これが多くて他のキャラを絡むときにとんでもなく不安なんですよね…)
今回のイベストに関しては、シナリオの結末そのまんま予想して詳細まで当たってる人もいましたし、意外性は全くなかったみたいですね。(シナリオってそんな大勢が予想できて当たり前でいいのか?)
そして今回も結局やっていることってまた「ハロウィーン楽しもう」ってだけなので、
「それはもう去年十~~分長いイベント期間を使ってやったでしょ」
という言葉しか出てきませんでした。
結局復刻と合わせると何か月ハロウィーンイベントやってると思います?
「2ヶ月14日」やってるんですよ。
これ毎年やるんですか?
ランドやシーはクリスマスやってますよ。
SSR3人の話
今回のSSRはリドル、ルーク、シルバーの3人でこの3人がメイン(?)で話が進行していく形になっていましたが、物語的に活躍してイベストを展開していくということもなく、少しだけ掘り下げがあったりという感じでした。
- リドル→過去の話少々
- ルーク→嘘か本当か分からない過去の話少々
- シルバー→熊の話やリリア関係の話少々
ルーク先輩のパソストに関しては「このネージュ関係の描写は5章内に入れ込めよ;」とは思いましたね。
(75話もあって5章キャラの圧倒的掘り下げ・描写不足…。)
「何故ネージュを好きなのか?」とか、そういう描写もなく5章では「会員番号…」とか言われても説得力も面白さも何もなかったですし、圧倒的に描写が不足していたと感じました。(ただの5章の笑えるオチとしてルーク先輩を使いたかったってだけなんでしょうけど本当にルーク先輩もファンも不憫でしかない)
このイベストで出されても今更感がすごかったですし、何故今?という気持ちが強かったです。
5章の感想とか見てその後ストーリーを書いているんだろうなとは思いますが、ずっとファンの反応を見て後付けを繰り返しているとその内いろいろ破綻してくるものなので、ちょっとしっかりしてほしいですね。
今回のパソストの話「ハロウィーンでこの話やる意味ある?」
今回のパソストのほとんどが過去を思い出して「こんなことあったね」という形だったんですが、「それハロウィーンのイベントカードでやる意味ある?」という印象が強かったです。(※例外もいます)
- リドルの寮服やヒールの話
- ルークのネージュ絡みの話
- シルバーの別れについての話
全部本編か制服系のパソストでやっておくべき掘り下げがほとんどだった訳ですが、何故このパソストをハロウィーンでやるのかがひたすらに謎でした。
随分前に枢さんが言ってた夏服・冬用指定コートとか、バースデーとかでこれをやったらいいのになと個人的には思いました。バースデーは多分そのキャラが好きな人って引くと思いますし。
今回出た設定って初期に出しておいた方がいい部分で特にネタバレにもならない要素だと思うんですよね。
シルバーの別れについての話とか、すごく彼自身のキャラ像や考え方に関わる話だと思いますし大事な話だと思いますけど、イベント期間じゃないとこれを見れない層がいるって運営が何を考えているのか全く分からないし不親切だなと思いました。
シルバーの場合、マレウスとリリアの敵対からそういう思考になったという流れがありますけど、これもきっかけなんてものはいくらでも作れるしハロウィーンである意味がないなと思いました。
…結局ハロウィーンでこれやる意味がないに全部繋がってくるんですよね。
虚しく感じた件
ここの3人の組み合わせってなかったので、一緒に宝探しをするくだりや話の展開は好きだったんですが、この「無事に帰れたら3人で一緒に行かない?」というこの話も結局はなかったことになるんだろうな…と虚しく感じてしまいました。イベストって多分メインと関係ない時空ですもんね…メインの話を一切しないですし。
イベストとメインストが全く交わってない・矛盾しているってことがツイステの基本だと思うんですが、それってイベストではキャラが成長した・仲良くなったとしてもそれがメインに反映されることはない、イベストでは過去の回想でキャラを掘り下げるってことくらいしかできないってことなんですよね。
「イベストで活躍して成長した」みたいな描写があったとしても、メインスト…つまり一番根幹のお話には一切関係がないってなんだか虚しくなりませんか?
メインストが原作漫画で、イベストはアニメのアニオリみたいに考えた方がいいのかな?でもそれならイベストなんて見る意味あるのかな?とか最近思います。(アニメから原作漫画へ逆輸入って話はあんまりないので、そういうこともなさそうな点も似てる…)
なんだか性格的に矛盾してない?メインではこう言ってたのにイベストではこう言ってる。とかいうのがあるのも主張や性格があっち行ったりこっち行ったりでフラフラしているなと思います。キャラが嘘をつくことは重々承知しているんですが、それにしたってな~;ということも多いです。
「すり合わせが面倒」っていうのがツイステは全面に出てきてしまっていますし、枢さんがいうように確認し続けるしかないみたいな感じになっている時点で、最初からすり合わせをする気もなかったんだろうなというのが正しいんでしょうが、あまりに無責任というか、こだわりとかってないのかな?と思う日々です。
プロローグの学園長の台詞から誰でも思いつくループ説とかありますけど、ループにしておくと矛盾とかがあってもいくらでも言い訳出来るからってくらいにしか考えてないと思うんですよね。
一番キャラブレがない先生方
キャラブレの話になりますが、何だかまともでブレてないのって先生くらいしかいないんじゃないかなって最近思います。一番キャラがブレていないですよね。
勿論サブキャラで出番がそもそも少ないので、そういうキャラがブレるような描写が少ないということもありますが、ずっと一貫してるのって本当に先生方だけじゃないかな?
ツイステって意外な一面とかいってキャラの人気が落ちそうなことを表現したり、この性格を描写しておいてこれはしないだろうということをさせたりするので、キャラブレが多いゲームだと思うのですが、先生方だけはずっとブレてないなと思った話でした。
トレイン先生とかすごくブレないのでいいですよね。そういう保守的なキャラっていうのもあるでしょうけど。見ていて安心できます。それが普通のソシャゲなんですけどね。
結局魔法はコスパ悪くて時代遅れってことが言いたいの?
「毛布を出してあげて」→「アルミシートだ」→「流石ジャミル」というようないつでもどこでも披露されるこれ系の出来事にツッコむのも疲れてきました…。
ジャミル周りの描写がずっと雑すぎるんですよね;;
それでしかジャミルを表現できないのか?もっといいところあると思うだけど書く人がずっと「流石ジャミル」しかしないから彼の良さが全然広がりを見せないんですよね。ずっと周りから褒められ続けてるだけのキャラになってきています。最初はどんなキャラかユーザーが知らないからそういうキャラだよって出しておくためにこれらの描写があってもいいと思うんですが、もう1年以上、いやそろそろ2年になるのに同じ事ばっかり擦り続けてるのは止めて欲しいですね。これもライターの引き出しが少ないという点に繋がってますね。
一旦それは置いといて、
イベストでは特に「魔法を使うことへの不便さ」ばかりが表現されていて、もう魔法世界なんて設定辞めてしまえよって思うくらい「魔法」を下げに下げていますよね。
熱砂の国のアリアーブナーリヤでUSBやGPSなどが出てきましたが、あれも魔法でどこに誰がいるかが分かる魔法が恐らくはあるけど、GPSの方がブロットも貯まらないし、結局科学技術の方が便利だよね。という表現にしか見えないんですよね。
「魔法」がある世界なのに「魔法」が一番便利ってなってない時点でもうよく分からないですが、結局科学が一番すごいんだという話にしたいのかな?
6章は特に科学がメインになるイグニハイド寮がメインの話ですけど、その辺りどう消化するんだろうとは思います。
6章で「魔法より科学の方がすごいんだ!」ってやるのは分かるんですよ。
イグニハイド寮ってそういう科学関係の話になるんだろうなっていうのが今までに描写されていますし、オルトの存在もそういうことだと思うので。
でもイベストで
- 魔法がある世界で
- 魔法士養成学校が舞台で
- 魔法が使える生徒がメインキャラで
何故魔法を描写しないのかが本当に謎です。
魔法要素がそんなにシナリオを書く上で面倒なら何故魔法学校を舞台にしたのか?とかいろいろ言いたいことはありますけど、本当に純粋に何故設定を活かそうとしないのかが謎です。
ツイステ全体のシナリオを見て「生徒誘拐されすぎ」
というかツイステって生徒が誘拐され過ぎてて最近それしか出来ないのか?
という気持ちがあります。
- ゴスマリ→イデア
- 6章→オバブロ組
- バルガスCAMP→一部生徒
- エンドレスハロウィーンナイト→イベントカード以外の生徒
この際ツイステのシナリオの引き出しの少なさについても、ちょっとお話したいです。
- 生徒が誘拐される話(ゴスマリ)を書いて受けたから続けているのか?
- 生徒が誘拐されないと緊張感のあるシナリオを書けないからなのか?
- 生徒の人数が多くて描写するのが面倒だからまとめて誘拐されたことにしてコストを削減しているのか?
- 単に作者の引き出しが少ないだけなのか?
私たちユーザーには実際のところどうか分かりませんけれど、どれだと思いますか?
- 誰か誘拐されないと動かないキャラがいるから誘拐方向にシナリオを持っていかないといけない
- 誘拐しないと作品が成り立たない作品
- 誘拐することで何かシナリオ的に大きな展開を書くために誘拐という要素が必要
とかそういうこともツイステにはそんなにないですよね。(6章は終わってないから知らない・ゴスマリは初めての誘拐だからまあいい)最終的にシナリオが面白くなってるんならいいんですけど、面白くないものがほとんどでこれは流石にワンパターンすぎませんか?
「過去に誘拐は書いたな~」って分かっているのに誘拐関係のシナリオが多くあるってやっぱりライターの引き出しが少ないんですかね?
それかディズニーのチェックで誘拐はOKだけど他の薄暗い系は全部駄目とか、誘拐までがギリOKと言われているとか?※イベストはチェック入っているか知らないです。
何にしても「誘拐要素」を使いすぎだと思います。
そろそろ「誘拐」から卒業してほしいですね。
おわりに
今回は結局茶番だったエンドレスハロウィーンナイトの感想とツイステのシナリオについて思っていることでした。
今回のイベストはレオナさんに完全に同意でしたね。
というか、もうこれ系のイベントで「ちゃんとした真面目で筋が通ったシナリオが来そう」とユーザーに期待を持たせないように、あらすじでシリアスっぽい「誘拐」とかの要素入れてくるの辞めて欲しいですね。結局茶番じゃないですか。
1章の面白さはどこに?なろう小説との共通点
ここ最近のイベストはいつもですけど、イベスト1章を読んでみて5章更新されて読むと「1章の面白さどこに行ったの?」と思うことが多いんですよね。
私はツイステについていいと思うところも悪いと思うところも言う人なので、
正直な感想なんですけどイベスト1章の時の話の盛り上がりって5章の頃にはもうなくないですか?(※イベント走るのが面倒で…とかは置いといて)
これよく素人の創作とかなろう小説とかで起こる現象のひとつだと思うんですけど、ツイステとなろう小説って結構共通点があるんですよね。
- イラストが綺麗であらすじも面白くても実際に読んでみたら面白くないことが多い
- キャラがキャラを褒めるということを繰り返す
- キャラがキャラを踏み台にする
- 変なオノマトペが入る
- 過去に登場した設定を作者が忘れていることがある
- 設定を活かしきれていない
- 整合性を取ろうとしない
とかです。
ツイステの場合はまず前提に「キャラが好き」というのがあり「女性向けゲーム」の運営方針という点で、なろう小説みたいに鳥肌が立つ程内容がキツイってことはないんですが、1のシナリオ面についての失望感は本当に似てると思います。
あとツイステは文章ではなく、台詞だけしか話が展開されないのでその点でも台本みたいな小説にもなり切っていないという点もちょっと似てます。
変なオノマトペについては何でこうなった?感がすごいです。エンドレスハロウィーンナイトのパイプオルガンの音とかは正直何してんだ??って思いました。
そんな感じで「なろう小説のようにシナリオ書いてください」って言われているのかな?ってレベルです。
面白いシナリオもあるけど率低め
勿論「フェアリーガラ」の時みたいに面白いシナリオの時もあります。
なろう小説も100冊買ったら1冊は面白いのがあるみたいな感じです。(ちなみに私はなろうだとオバロとリゼロが好き)
ソシャゲだとシナリオに当たりはずれがあるのはしょうがないことだというのは頭にあるんですけど
- 「原案の人がシナリオを担当しても面白くない、実質はずれ枠」
って話もおかしな話だと思いませんか?
だって彼らを生み出したのは原案の人で、そのキャラ達のことを一番分かってて自分の手で好き勝手に行動させられて、一番いいところを引き出せる人間のはずですよね?
でもそれが出来ていないとなると、やはり「キャラを22名を動かすシナリオを書ける人ではないんじゃない」とか「多忙すぎて手が回ってない」という発想にたどり着くんですよね。
設定資料集のQ&Aでパソストはどこの時点か分からないとかその都度すり合わせするしかないって話もしてましたし、実際「これ矛盾じゃない?」という風にファンに指摘されてる初期パソストもあったりしてるので、その辺りの管理体制はツイステにはないのだと思われます。
原案の方は
- 黒執事の連載
- カードイラスト
- シナリオ
- ディレクション
とまあやっていることも多く、少し前には体調を崩していたという話も本人が話していたので、一部イベントシナリオを名のあるシナリオライターに担当してもらうとか、世界観監修や全体的な監修をする人を誰かつけて矛盾してそうなら修正してもらうとかしたらいいんじゃないかな?と思いました。
他にもイベントに登場するキャラの数をかなり削ったりすることでまだしっちゃかめっちゃかしていないシナリオにはなると思います。
メインストーリー後半の方(5章以降)みたいに全員出そうとすると話が渋滞して何が書きたいのか分からなくなってきたり、話の軸がずっとブレてくると思うので…。
「フェアリーガラ」はそんなにキャラが登場しておらず、話として割とまとまってました。
しかし、熱砂イベみたいにキャラが少なくても何が書きたいのか分からないシナリオになっていることもあるので、キャラ減らして出番を絞っても、題材が好きなものだとオマージュしたいだけになってしまうのもいただけないです。
オマージュしたいんです!っていうのが全面に出てるだけでシナリオに締まりがないのが熱砂イベの酷いところでした。オマージュするのは別にいいですけど、オマージュしただけで満足してシナリオやキャラ描写が疎かになっていることが問題なんですよね…。
ふと思ったこと
ふと思ったのですが、
やっぱり原案・メインシナリオ・キャラデザ・イラストを同じ人がやっていると、その人に関係者は口を出しずらいとかあるんでしょうかね?
シナリオが上がってきて「イベストでまた誘拐ですか?」とか「面白くないですね」ってツッコむ人って運営の中にいないのかな?
一応黒執事の編集者の名前もクレジットにあるので、漫画の面白さ的なあれこれは言えそうな気もしますけど、これだけ大きなコンテンツの根幹を1人に完全にがっちり掴まれてるから機嫌を損ねないようにあまり言ったりしないのかな?どうなんでしょう?
仕事も結局は人間関係だろうし、そういう忖度ってありそうな気もしますよね…;
誘拐はもういいよ
後はもうそろそろ「誘拐をしない」シナリオ書いてくれないかな?というのが本音です。
いや、個人的には誘拐要素をいれてシナリオが面白くなるなら入れてもいいんですよ?
でも誘拐要素いれても
- 「また誘拐されてるな~どうせまた茶番だろ」
という印象しか残らないようなシナリオを今回のエンドレスハロウィーンナイトで公開したのはちょっと痛いんじゃないかな?って思うんですよね。
- 「どうせ1章で深刻なあらすじでもツイステのイベストは全部茶番だよ」
という前歴を作ってしまったんですよね。誘拐って言っても殺されはしないし、ひどい目にも合わないから心を揺さぶられることはないし、感動も与えられないとかそういう風にならないかが心配です。
シナリオで「どうせ○○でしょ」って言われてそのまんま当たってたら「しょうもないシナリオ」「ありきたり」と思われるのは当然だと思うので、もうちょっと意外性がある「誘拐」以外の要素があるイベントシナリオが欲しいなと思います。
それにしても過去のシナリオを振り返ってみて、これだけ多く誘拐要素を入れているなら普通ネタ的に被ってるし「誘拐は避けよう」という風に自分も周りもならないのかな?という風にも思いました。やっぱり誰も原案には誰も何も言えないのかな?
というわけで、今回ツイステのシナリオに関して言いたいことは以上です。
普通にエンドレスハロウィーンナイトの感想を書く予定だったのに、今までのツイステのシナリオについてどうしても書きたくてしょうがなくてこんな長い記事になってしまいました。
私はツイステに関してはもう他に吐き出す場所がないので、こんな感じでブログで投稿する形になってますが、意外と共感したという方もいてくれたりしてちょっと安心しています。
女性向けのゲームでももっと面白くない時は面白くない・運営の駄目なところは駄目って言っていいと思うんですよね。他のゲームでは皆普通に言ってるじゃないですか。
何だか女性向けのコンテンツってシナリオを全肯定しろとかどんなに酷い対応を運営がしようと全て肯定しないとアンチだろとか言われがちなんですけど、別に嫌いな趣向くらい誰にでもありますし「面白くない時は面白くないよ」「運営それは間違ってる」って普通に言える環境であって欲しいなって思います。
最近では勝手に20連目を引かれてしまった人への対応も酷すぎますしね。
お金周りはちゃんとしてって思うのは普通のユーザーだと個人的には思ってるんですけど、魔法石が関わってくるバグに絶対触れないユーザーってそれ関係のバグが放置されていても確率が低いし、自分は当たらないだろうという感じなのかな?それかアンチだとか叩いてくる人がいるからなんでしょうかね?
でも被害者が出た時に声を上げて置かないとそのバグは放置されるわけで…とずっとツイステのバグ関係の問題は悪循環が続いていますね。
私はそんなに知名度がある人ではありませんが、時々人が見に来てくれているようなので、ツイステのバグについてはまとめたりといったことを続けて行きたいと思います。