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「アクタージュ」宇佐崎しろ先生がツイート「作品を惜しむ声が被害に遭われた方に対しての重圧となることは、絶対に避けるべきこと」


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宇佐崎しろ先生がツイート

「アクタージュ」の作画を担当している

宇佐崎しろ先生が自身のTwitterにて、

「アクタージュ読者の皆様へ」という内容でツイートを投稿しました。

ツイートの画像の内容全文

先日8月8日、私宇佐崎しろが作画を担当する漫画作品『アクタージュ act-age』の原作担当であるマツキタツヤ氏が、女子中学生への猥褻行為、性犯罪の容疑で逮捕・勾留されました。

 

まず被害に遭われた方とそのご家族の皆様に心よりお見舞い申し上げます。大きなショックと恐怖の中、声を上げ、ご自身の尊厳を傷つけられたことに対する怒りを捨てなかったことは、本当に勇気ある行為だと思います。

まだ司法の判断は下されていませんが、被害に遭われた方の届出によって事件化され、逮捕・勾留という手続がとられたという事実を、重く受け止めたいと思います。

 

私は、今回の事件に伴う『アクタージュ』連載終了、及び企画や単行本、グッズ等への対応について、ジャンプ編集部の決定を全面的に受け入れています。

 

性犯罪によって受けた傷は自然に癒えるものではありません。この先も似た身なりの人とすれ違うたびに体が強張り、早足になり、夜道を歩くことに恐怖を覚え、被害に遭われた方の人生に本体必要なかったはずの緊張と恐怖をもたらします。

『アクタージュ』という作品そのものを見ることによってそれらを誘発されたり、苦痛を与える原因になる可能性を考慮して、作品の終了は妥当だと判断しました。

 

そして作品を愛してくださっているファンの皆様へお願いがございます。

いつも『アクタージュ』を応援していただきありがとうございます。この度は道半ばで作品を終わらせることになってしまい、皆様と同じく私もとても残念に思っています。

 

しかし作品を惜しむ声が被害に遭われた方に対しての重圧となることは、絶対に避けるべきことです。

当然のことですが、作品が終了するのは被害に遭われた方のせいではありません。被害に遭われた方が声を上げたこと、苦痛を我慢して痴漢行為や性犯罪に対して泣き寝入りしなかったことは決して間違いではありません。正しいことが正しく行われた結果です。

その勇気と行動を軽視したり、貶めたり、辱めるような言葉でさらに傷つけることは、あってはならないことだと思います。

 

漫画に救われて生きている方々、作品を生きがいしていただいたファンの皆様の気持ちもよくわかります。私も漫画に救われて生きています。やりきれない気持ちでいっぱいです。ですがその愛を間違った方向に暴力として向けるのは絶対にやめてください。どうかしっかり考え、様々な視点を持ち、根拠のない情報に惑わされず、何を言うべきか、言わないべきかを選択してください。

 

最後に、被害に遭われた方の心のケアがしっかりとなされ、今後の人生で二度と同じような思いをすることなく、心穏やかに過ごせることを願っております。

 

2020年8月24日

宇佐崎しろ

引用:https://twitter.com/uszksr/status/1297730352467906566

 

 

ツイートに対しての反応

全くその通りです。

被害に遭われた方は全く悪くない。

そして作品を惜しむ声がその方にとっての重圧にならないよう気をつけて参ります。

良い作品をありがとうございました。

しろ先生がご自分もつらい思いをされ、苦境に立たされている中、誰かの心を気遣っているということにとても心を打たれています。このような声明を出すことを決定したその勇気と思い遣り、優しさに感謝します。ありがとうございます。これからもずっと応援します。がんばってください。

アクタージュという作品を描いてくださり本当にありがとうございました。新参者でしたが何度もアクタージュに救われました。またいつか宇佐崎先生の作品が見れることを楽しみにしています。

素晴らしい作品をありがとう、今後の作品を楽しみにしています

しろ先生お疲れ様です
今回の件につきましては本当に残念な気持ちとさみしい気持ちが溢れていますが、楽しかった時間が1番多かった事は忘れません
アクタージュの子達の活躍が見れなくなり本当に本当にさみしいですがこれからも愛し続けます
これからも絵の仕事を続けれる様心から応援しております

本当に連載お疲れ様でした
今後のご活躍をお祈り申し上げます

引用:for Twitter

 

『アクタージュ』のコミックス等の販売&企画について

コミックスや企画について

これからどうなるのかをまとめました。

コミックス「アクタージュ」

→13巻以降の新刊の販売は中止

また、既刊1巻~12巻は無期限出荷停止

電子版「アクタージュ」

  • 「少年ジャンプ+」
  • 「ジャンプBOOKストア!」
  • 「ゼブラック」

等の集英社直営電子書店で販売されている電子版コミックスは

8月17日23:59をもって無期限の配信停止

※その他販売形態についても順次配信停止。

また、直営以外の電子書店で販売している電子版コミックスも

順次配信停止

※詳細は購入した電子書籍店を要確認。

応募者全員サービス企画

既に応募されている以下の商品は予定通り発送

  • 「週刊少年ジャンプ」21・22合併号「のむキャラマグ(夜凪景)」
  • 「週刊少年ジャンプ」33・34合併号「フィギュア2体せっと(Cコースアクタージュ)」
  • 特別編集増刊「ジャンプGIGA2020 SPRING」「フルカラーメタルアードボード」

※「フルカラーメタルアードボード」は2020年8月末発送予定。

キャンセルを希望する場合は、応募者全員サービス事務局まで連絡。

「アクタージュ」コミックカレンダー2021

  • 発売中止。

書店などで予約していた場合は、各書店等へお問い合わせ。

 

既にジャンプキャラクターズストアにて予約していた場合は、

商品代金を返金

詳細はジャンプキャラクターズストア公式ホームページにて

ジャンプキャラクターズストア受注商品「缶バッチ『アクタージュ』(計10種)」

注文していた方にはメールが送信されてきます。

キャンセルを希望される場合は期限までに連絡をする形。

連絡がない場合は予定通り発送。

ナツコミ2020フォトコンテスト

商品の『アクタージュ』の図書カードは制作中止。

優秀賞に選ばれていた方には、希望をうかがった上で、

別の作品の図書カードを送付。

舞台「羅刹女」DVD-BOX200名プレゼント

企画中止。

当選された方には、代替品を送付。

詳しくはTwitterのDMにてお知らせ

JUMP SHOP「366日ステッカー」

JUMP SHOPで2020年8月30日に配布を予定していた、

「アクタージュ」明神阿良也の「366日ステッカー」は配布中止。

 

▼詳細はこちらをご確認ください

『アクタージュ act-age』コミックスほか各種企画・関連商品に関するお知らせ|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト

 

おわりに

今回は宇佐崎しろ先生のツイートの全文と、

「アクタージュ」のコミックスや企画がどうなるのかなどをまとめました。

電子版では順次配信停止、単行本は出荷停止、

企画はほとんどが中止など、各方面に影響が出ています。

 

個人的な話になりますが、

「羅刹女」DVD-BOXプレゼント企画に当選していたので、

代替品が何になるのかなどまた進展があれば報告したいと思います。

 

今のところ連絡のDMはないので、

何がいつ来るのかなどの詳細は分かりませんが、

また進展があれば、報告したいと思います。 

思ったこと

宇佐崎しろ先生の声明は被害者のことを第一に心配し、

守ろうという意識が感じ取れて胸打たれました。

 

この宇佐崎しろ先生のツイートを見て

「宇佐崎しろ先生こそが1番の被害者」というような

ツイートをしている方もいましたが、

 

その方は文章を読んでいないか、

読めても意味が理解はできていない方なんだろうなと思います。

 

宇佐崎しろ先生が何も悪いことをしていないのに、

連載終了、コミックス販売中止、企画中止などで

経済的にも精神的にもダメージが大きいというのは理解できます。

 

しかしそのようなツイートを

被害者が見てどう受け取るかを考えなければならないと思います。

 

大好きな宇佐崎しろ先生が理不尽な目に遭っていて同情したい気持ちは

よく分かりますが、

今回はもっと気を付けるべきところがあるはずです。

 

宇佐崎しろ先生が言っている「言わないべきこと」を

もっと考えるべきだと私は思いました。

 

宇佐崎しろ先生の今後の活躍をお祈りしております。