ピオフィオーレの晩鐘 -ricordo-
発売日:2019年7月25日
「ピオフィオーレの晩鐘 -ricordo-」はVita版の移植版
「ピオフィオーレの晩鐘 -ricordo-」は
2018年にPSVitaで発売された
「ピオフィオーレの晩鐘」の移植版になります。
Vita版にはなかった追加要素が3つあり
- 本編のBESTエンド後のストーリー
- 本編のBADエンド後の攻略キャラクター視点で描いたSS
- 本編大団円エンドのその後を描いたSS
といったストーリーが追加されています。
大団円やハッピーエンドならまだしも、
バッドエンド後のストーリーの補填をしてくれるなんて…最高ですね。
ストーリー
時は、20世紀初頭。
舞台は、第一次世界大戦直後の南イタリア『ブルローネ』。
この街を支配するのは、ブルローネ・マフィアと呼ばれる3つの組織。
ブルローネで静かに暮らす主人公『リリアーナ』は、
とある事件をきっかけにいずれかの組織へと身を寄せることとなる。
なぜ彼女が狙われるのか。
なぜ彼女は求められるのか。
期せずして鍵を握る存在となった『リリアーナ』は非日常へと巻き込まれていく――。
引用:ピオフィオーレの晩鐘
乙女ゲームでマフィア関係というのも定番の1つになりつつありますね。
主人公のリリアーナがなぜ狙われるのかが物語の一番大きな謎になってきそうです。
主人公の設定
出典:ピオフィオーレの晩鐘
リリアーナ・アドルナート
物心ついた頃から、教会で暮らしている。
とある事件をきっかけに、ブルローネマフィアに関わることになる。
自身の家族のことや、生い立ちについての一切を知らない。
引用:ピオフィオーレの晩鐘
主人公の出生や家族のことがわからないという設定は、
話を読んでいる上で、主人公のキャラクターが想像しやすくて好きです。
主人公が狙われる理由がどんなものなのか、なぜ求められるのかが
このお話の根幹にも関わってきそうなところも面白そうです。
音楽は和田俊輔さん
- 舞台「ハイキュー」シリーズ
- ミュージカル「黒執事」
- 「グランギニョル」
などの音楽を手掛けてきた和田俊輔さんが音楽を担当しています。
世界観が反映された素晴らしい音楽を作成できる方なので、期待大です。
ピオフィオーレの晩鐘の公式サイトで一部音楽を聴くことができるのですが、
世界観や年代の雰囲気が出ていて、舞台のイタリアを想像できるような
音楽だと思いました。
10月に続編「ピオフィオーレの晩鐘 -Episodio1926-」が発売
2020年10月8日に「ピオフィオーレの晩鐘 -ricordo-」の続編にあたる
「ピオフィオーレの晩鐘 -Episodio1926-」が発売されます。
「ピオフィオーレの晩鐘 -ricordo-」の方は1925年が舞台でしたが、
続編の「ピオフィオーレの晩鐘 -Episodio1926-」はそのタイトルの通り、
1926年のお話になるようですね。
「ピオフィオーレの晩鐘 -ricordo-」をプレイしてみて、
面白かったらこちらも購入を検討したいと思います。
Vita版はこちら